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新屑の吐露吐露日記

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日付 著者 作品 感想
2003年
5月15日 呉智英 危険な思想家 私にスタンスは近いのだが、もっと切り込んでいっても良かったのではないかとやや不完全燃焼であった。
5月2日 ジェフリー・アーチャー 大統領に知らせますか? 久し振りに彼の作品を読んだ。こういうサスペンス物は実は好きなのだ。構成とプロットに甘さがあったものの、ニヤリとさせられる場面や、スカッとする場面が多々あって、スリルの中のユーモアがまたほっとさせる。単純に面白かった。
4月25日 大江健三郎 セブンティーン 左翼志向の青年が右翼の大物に触発されて、自分の生き方を発見し、やがて破滅する物語(ここではその記述はない。次作にあるらしいが、発禁となっている)。大江はよく知られているように左翼志向である(当時は)。これは何かを盲信することによる、自己実現の危険性を反語的に示唆しているものだと思う。宗教もそうだし、もちろん当時の左翼(マルクスの資本論等に見られる、社会主義的なもの)にもいえることだろう。何かを盲信することは、それだけで生きがいとなり、客観的に見つめることを忘れ、ファナティックになっていく。それはとても恐ろしいことだ。
世の中には色々な思想、宗教はあり、それぞれ自分の信じるもの以外はこの世にあってはならないものと思っている。そんな世の中で真の平和などありえようか。かといって無神論者の冷めた思想も救済にはなりえない。これを読んでそんなことを考えた。
4月20日 野坂昭如 文壇 これを読むとやはり日本文壇の閉鎖性を感じずにはいれれない。それにしても彼の文体は独特で西鶴を思わせる。句点がほとんどなく、センテンスが簡潔だ。体言止も多用している。はっきり言って読みにくい。有名な「火垂の墓」なんてほとんど句点がないのだ。
4月11日 大江健三郎 性的人間 2部構成からなる作品だった。前半は視点が大勢の登場人物からなり、一体主人公は誰なんだと言った感じであった。しかし登場人物の名前の設定で、これは「J」という人物がそうなのだろうと読者に思わせるうまいやり方であったのかもしれない。
後半は明らかに視点は一定であったが(つまりJ)、もう一人の破滅型痴漢の青年に重点が置かれていたように思える。それにしてもラストシーンは意外だった。表題のとおり、人間のもつ性の無限の奥深さを表現したかっただけではなかろう。突き詰めて言えば、人間はその本能と社会性の微妙なバランスの上に生きるしかない、という事なのだろうか。
4月7日 小林よしのり

浅羽通明

知のハルマゲドン 特に新しい思想ではないと感じたが(つまり私の考えとほぼ一緒で目新しくない)、まあ私は小林のファンなので、許す。この世に正論はなく、あらゆる事象をバランスよく考慮し、その中での妥協点を模索するしかない事は分かっているのだが、それを正当化するとみな骨抜きになってしまうんだろうな。相容れない考えも多々あったが、それを主張し続けることが重要であり、また困難なのだろう。その点でいうと評価できる。
筒井康隆 筒井康隆の文藝時評 この中で取り上げられている作品のほとんどを私は読んでいない。だから内容はさっぱりだったが、筒井の感性とか好みが分かった。しかし世の中にはこうして大作家に好意的に取り上げられても、一般には知られていない作家が大勢いるのだな。そこの文学の衰退があるのだろうか。
4月6日 丸山健二 まだ見ぬ書き手へ 再読。改めて読んでみると、やはりこの作者のすごさというか、そこまで文学に命を懸けているのかという驚嘆を感じる。これは方法論ではなく精神論をと説いている本だ。とても真似できないが、試してみたいと思わせる内容もあった。
3月29日 渡辺直巳 本気で作家になりたければ漱石に学べ くだらない。文学を記号化してどうしようというのか。文学に限らず芸術は感じるものであろう。ピカソの絵も記号で分析するのか。まあこんなくだらない本を読んでみた俺も俺だが。こういう類の本で為になった本ってないなあ。変な意味で面白かったのは本多勝一の「日本語の作文技術」って本かな。
3月23日 保坂和志 この人の閾 第113回芥川賞受賞作。何も起こらない作品だった。ある日常の一こまを描いたに過ぎないように感じた。人妻と元後輩の男。最初は波乱を予測できるのだが、読者は読み進めていくうちに、これは何も起こらないなと分かってしまう。しかし何故か読んでしまう。しかしただそれだけだ。読ませるという技術は認めるが、面白くは無い。ちなみに閾は「いき」と読む。
3月22日 文藝別冊 中上健二 これは中上健二没後10年目に編まれたムックである。この中で気になったのは、中上健二と柄谷行人、村上龍の鼎談だった。これを読んでこいつら実は底の浅い人間なのではないか、と思ってしまった。特に永山則夫に関する彼らのおちょくりには腹立たしさすら覚えた。
梁石日 修羅を生きる この作品の根底に流れる父と子の対立には驚かされたが、最後に父のその後が書かれていなかったのは大いに不満である。しかし筆者も結局この破天荒でとんでもない父の呪われたとでも言うべき血を引いているのがよく解った。
3月21日 小谷野敦 バカのための読書術 ふざけたタイトルだが、一つだけ為になった。それは歴史を学ぼうという事だ。世界の歴史も大事だが、まずは自国の歴史を学んで、誇りを取り戻さねばならない。特に日本人は。
渡部昇一・小林よしのり 愛国対論 相変わらず過激だが、小気味がいい。2人の対談をまとめたものだが、方向性は同じなのに、その解釈に違いがあって面白かった。もちろん私も意が異なる箇所が多々あった。アメリカのイラク攻撃のニュースを知って2人はどう思っただろうか。
3月16日 谷崎潤一郎 文章読本 昭和9年に書かれただけあって、今となってはやや古めかしい。漢字も難しく、辞書片手に読み進めた。この本で1番関心したのは、文章を視覚的ならびに音楽的に扱え、という点だった。つまり字形や文体の美観を大切にせよ、ということだろう。そして文章のリズムに留意せよ、ということだろうか。この場合前者は欧米においては当てはまらないだろう。これは漢字やひらがな、カタカナを持つ日本語だけにしか通用しない。そういう文化や国民性の違いについても言及されてはいたが。
 これを読んで思ったのは、果たして日本文学が世界に向けて翻訳されても、その良さを理解できるのだろうか、ということだった。大江健三郎ならまだしも理解できたかもしれないが、川端康成の感覚を理解し得たのだろうか。
安原顯 やっぱり本は面白い 辛口評論で有名な元編集者。納得できる面も多々あったが、首を捻る箇所も多数見受けられた。それより文章というか、表現が明らかにおかしい点が数箇所あったことに驚いた。これは校正ミスなのか。
3月15日 板坂元 考える技術・書く技術 すらすら読めたが、なんせ古い(1973年)。今となってはあてはまらない点が多かった。(情報収集の仕方とか)
続考える技術・書く技術 続編。適当に読んだ。あまり頭に入らなかった。私には相容れないものがあったのだろう。
3月14日 徳岡孝夫 五衰の人 三島由紀夫私記 三島由紀夫が自決する数年前から、自決まで付き合いのあった筆者の私記である。以前私は三島のことを「文学者としてなぜ作品で世に問わなかったのか」と批判したが、この著書を読むとそれらの批判が的外れであることを思い知らされた。要するに三島はすでに文学者としてはノーベル賞候補にもあがるほど世界的に知られた人であり、作品で思想を述べる事は彼にとって最も平易な道だったのだ。体を張って行動する事こそ、重要だったのだ。しかも最も痛みを伴うであろう屠腹によって。もちろん、それは人々に目に見えた影響を与えるものではなく、犬死だったかもしれない。しかし彼の精神がそうせざるを得なかったのだろう。書斎で思想を述べたところで、それは安直な道で行動が大切だったのだ。
 三島は陽明学に強く感じるものがあったという。「知って行わざるは未だこれを知らざるなり」が理論的な柱の一つであるという。だとしたら、まさに三島はこれを実践したことになる。それは憂国であったろう。筆者はそれを三島との交流、エピソードを踏まえて丹念に書いている。私が驚いたのは、筆者はこれを書いた時、目を患ってほとんど視力が無かったと言う事だ。それでこれだけの力作を著したとはにわかに信じがたい。それだけ三島に対する思い入れが強かったのだろう。
3月08日 三島由紀夫 仮面の告白 理詰めな構成、論理的言い回しはさすがである。ある一節を読んでも意味が解りにくく、読み直して初めて理解できたというところが数箇所あった。悪く言えばそれだけもってまわった表現が多いだけなのだが。主人公の内省の深さはある意味こっけいですらある、しかし、それを表現する事は難しかっただろう。三島自身のことを書いているようで、その実これはフィクションであると三島は言っている。自分の肉体に自信なきものが強き者にあこがれるコンプレックスのようなものであり、さほど衝撃的な告白でもないように思えるのは私だけであろうか。それにもし真に彼がソドムであったら、これだけでは済まないはずだ。人は誰でも仮面をかぶり、その内面を人には明かさない。この作品も読者には告白したが、小説の中では隠し通した。園子という女の存在が、仮面と仮面の奥の素顔をうまく対比しえたと思う。ただ惜しむらくは仮面を脱いだ彼の真実を、具体化するような生々しい箇所がもっとあっても良かったのではなかろうか。この部分は最初のほうの近江に対してしかなかったように思える。しかしまとめるならば隙のない小説であるといっても過言ではないだろう。
3月02日
伊集院静 可愛いピアス 二日酔い主義シリーズ。相変わらず豪快ですな。しかし後半はやはり彼も年を取ったのか、息切れ気味だったな。
2月28日 石田衣良 池袋ウエストパーク?M 東口ラーメンライン このシリーズ初めて読んだ。まあ風俗小説だな。
伊集院静 う八 いつもどおりの伊集院静らしい作品。現代を舞台に人間の心象風景をうまく書いている。相変わらず、花の描写が際立っている。
2月15日 大道珠貴 しょっぱいドライブ 今回の芥川賞受賞作。全く意外性だとか、ストーリーの急展開とかは見受けられないが、面白くなかったわけではない。女主人公の心理状態をよく表している。そう揺れる気持ちとでも言おうか。ここに出てくる登場人物は皆、心の中を隠している。最後のシーンに至って、初めて意思の匂いが感じられた。そこがよかったと思う。
2月11日 山田太一編 生きる悲しみ 人は逆境を経験しないと人生を語れないとは、思わないが、この本に出てくる人たちの言葉にはハッとさせられる。
2月05日 丸山健二 夏の流れ 丸山健二のデビュー作かつ芥川賞受賞作。全くの新人がよくここまで書けたものだ。死刑囚と釣りをうまく掛け合わせている。釣られる魚も死刑囚もその命は他人に委ねられているという事を、乾いた文体でうまく表現していた。
1月27日 北條民雄 命の初夜 体は確実に死に向かっている人間は何を考えるのだろう。それも肉体が腐っていくハンセン病患者である。これが書かれた昭和11年当時は不治の病とされていたのだ。その絶望の中での執筆に作者は何を言おうとしていたのか。これはハンセン病に侵された作者の命の叫びである。肉体が滅びつつあっても精神世界を向上させようとしているのだ。
1月26日 堀江敏幸 熊の敷石 訳がわからん。読んで損した。第24回芥川賞受賞作。結局何が言いたかったのか?ユダヤ民族の迫害の歴史なのか、異型なものへの鎮魂歌なのか、人と人とのコミュニケーションの難しさなのか?
1月25日 浅田次郎 勇気凛々ルリの色 満天の星 このエッセイは1巻から4巻まであるのだが、本書は最終巻。作者の人生の急展開がよくわかる。
極道放浪記?@殺られてたまるか! 作者の若い時分の懺悔録。しかし本当かよと言いたくなる。
松井計 ホームレス作家 未来の自分を見るようで怖い(笑)人間堕ちていくには些細な事の重なりが悪い方を少しでも向けば簡単な事なのだ。しかし最悪の時頼れる人がいるのといないのとでは大きな違いがあるものだ。文章や思考回路はしっかりしている人だった。ただあほでもある。
1月24日 青来有一 聖水 第24回芥川賞受賞作。よく書けてある。構成もしっかりしてるし、何より読みやすい。ただ人物の相関関係の記述に足りなさをやや感じた。
木村治美 エッセイを書きたいあなたに しょうもない。得るところなし。
1月23日 高任和夫 依願退職 三井物産を辞めて作家になった人のはなし。内容は大した事なかったが、よく奥さんが会社を辞めて作家になるのを認めたものだ。いいなあ。
高橋源一郎 一億三千万人のための小説教室 訳がわからん。さすがメタフィクションでデビューしただけある。今では競馬評論家の方が有名か。よく岩波新書で出せたものだ。
歴史教育者協議会 Q&Aもっと知りたい靖国神社 靖国神社否定派の書いたものだな。バランスが悪い。両方からアプローチしないとね。これだったら「何かおかしい靖国神社」とタイトルを変えたほうがいい。
1月22日 ハンセン病と人権を考える会編 ハンセン病と人権 昔の日本では人権がいかに軽んじられていたかわかった。その法律がつい最近まで存在していた事に驚いた(知っていたけど)。当人の苦しみは計り知れない。
篠沢秀雄 学校では教えない文章術 くだらない。著者がよい例と出している例文もおかしい。この元クイズダービーお笑い担当がよお。
林望 文章術の千本ノック これもくだらない。特に日本語をパソコンソフトを使って横書きにすべきだ、と言う箇所にはこいつ日本語わかっているのかとさえ思った。著名な作者ではあるが、信用ならん。
1月21日 西日本新聞文化部編 昭和の尋ね人 九州出身のアウトサイダー列伝。無名の人ばかりだが、業績に関しては知っていたのが多かった。まさに市井の無名人だ。
1月19日 宮本輝 道頓堀川 登場人物が多い。意味のないエピソードも多いが、物語としては面白い。
1月17日 井上ひさし 太宰治に聞く まさに人間失格。だが魅力的な男だ。
1月16日 斉藤美奈子 文章読本さん江 前半は面白かったが後半は息切れ。自分もそういう類の本を読んでるだけに耳痛し。
1月15日 斉藤貴男 梶原一騎伝 現実にいた人間だが、その内面は計り知れない。哀れですらある。
青木雄二 ボクの人生道 左翼ってるなあ。しかし人間の可能性が無限である事を改めて教わった(?)
1月13日 ドストエフスキー 地下室の手記 最初は取っ付きにくかったが、後半はすらすら読めた。人間の本性とはよく分からない物だなって感じ。難解。
1月11日 大江健三郎 戦いの今日 要するに戦争反対ってことかな
1月10日 高島俊男 本が好き、悪口言うのはもっと好き 相変わらず小気味よく面白い。言葉って奥が深い。
1月9日 若宮啓文 ルポ現代の被差別部落 未だに根深い問題だ。やはり教育が大切だろう。
1月8日 丸山健二 生者へ 孤高の人生貫くのは辛そうだ。
1月7日 大江健三郎 人間の羊 傍観者の偽正義。今でもよくある。吐き気がする。
不意の唖 簡単に言えば日米の関係を端的に表しているね。
鈴木光司・花村萬月・馳星周・姫野カオルコ BUN DAN BAR 何が文壇だ!でも書き続けるしかないね。
鈴木輝一郎 何がなんでも作家になりたい! この人俺と同じ大学で同じ学部の先輩だった。
1月6日 原田宗典 おまえは世界の王様か! 作者の若いときの読書感想文。よくこんな分析するなあ。
1月5日 大江健三郎 飼育 芥川賞受賞作。残酷な話だが美しさを感じた。
1月4日 朝日新聞社会部編 言論の不自由 ジャーナリズムって何だろう?右、左そんなもので簡単に分けられないな
1月3日 内田春菊 ファザーファッカー 凄まじいな。実話かどうか知らないが素材が凄い。
大江健三郎 他人の足 自由と不自由の残酷なる対立だな。人間なんてそんなものだ、というのがよく分かる。
1月2日 伊集院静 あの子のカーネーション 全てエッセイ。彼の生き方に憧れるが、私には無理だろう。一見豪快そうに見える生き方にはあらゆる悲しみや、挫折があったに違いない。そしてそこまで私は強くないし、パワフルでもない。
神様は風来坊
時計をはずして
アフリカの燕
半人前が残されて
夢は枯野を
2002年
12月30日 大江健三郎 死者の奢り ううむ、不思議な小説だった。実存主義か?
12月26日 宮本輝 泥の河 蛍川より良かった。蛍川は芥川賞取ったが……
12月25日 宮本輝 蛍川 文体に甘さがあるものの、さすが。
12月24日 小林よしのり 脱正議論 市民運動は怖いね。
小林よしのり、田原総一郎 戦争論争戦 激しいね。エネルギーの塊だ。しかも面白かった。
12月22日 大極宮 大沢在昌、京極夏彦、宮部みゆき 売れれば勝ちだな。
12月21日 丸山健二 まだ見ぬ書き手へ 面白かったけど、俺には無理だな、こんな生き方。
12月20日 中条正平 小説家になる!2 実践的であった。
12月19日 宮崎伸治 文筆家になりたいあなたに贈る言葉 思い込みって大切だな。
12月17日  朝日新聞学芸部 わたしの「心の書」 一つの本の書評が1ページにまとめられていて、分かりやすかった。
12月11日 野村正樹 会社勤めをしながら3年間で作家になる方法 会社勤めしてないだろ。大体こんな本読んでる暇あるのか?
12月09日 マガジンハウス 小説家への道 簡単に言うな!
12月04日 川村史記 手作りホームページ 内容が古い。というかこれも読書?
12月03日  文芸春秋 文芸春秋12月号 大丈夫か竹中?
12月02日 川端康成 伊豆の踊り子 人間の感情に対する隠喩が素敵
12月01日 ?Xクレオ 筆まめ10ガイドブック 四苦八苦して調べただけ。
11月30日 中上健二 黄金比の朝 中上にしては都会が舞台。いまいち。
11月29日 清水義典 文学がどうした!? 名著「高校生のための文章読本」(この本はいい)の編著をしていたとは……知らなかった。ペーパーバックで読みやすかった。
11月28日 岡崎武志 文庫本雑学ノート 文庫本の歴史等面白かった
11月27日 ドストエフスキー 地下室の手記 小難しい。ドストエフスキーの原点か
11月26日 小林よしのり わしズム 相変わらず
宝島(出版社) いっきにわかるホームページのつくりかた これも読書か?
11月24日 島崎藤村 破戒 差別小説
11月25日 川端康成 雪国 まさに新感覚派


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2002/12/12 (木) 21:00:22